「『ぼくは、図書館がすき』写真家 漆原宏の流儀」 (『出版ニュース』2013年8月号より)

毎月寄稿させて頂いている『出版ニュース』”ブックストリート”から、気に入ったものを… 図書館業界では知らない人はいない写真家に漆原宏さんがいる。図書館の写真を撮り続けて40年、日本図書館協会発行の『図書館雑誌』のフォトギャラリーを毎回飾ってい…

久しぶりのブログ更新です。〜瀬戸内つうしん〜

最近は、フェイスブックが中心でしたが、まとまった考えを残しておくには、やはりブログが適しているな〜と思いたち、昨年参加した日本図書館研究会の図書館学セミナーでの報告を掲載いたします。どうぞご一読 下さいませ。 2013年度図書館学セミナー 日本図…

引越し第二弾ほぼ完了

当初は一年から二年間、単身赴任の予定で、2DKのアパートを借りたものの、 急遽家族で転居することに。荷物を滋賀のマンションに残し、二ヶ月間仮住まい をしていたが、ようやく5/28に2LDKの賃貸マンションへ引越し。今日、荷物 もほぼ開梱、整理がつ…

金沢〜松任〜小布施〜藤枝の旅

仕事の必要で金沢へ。その後、念願の小布施・まちとしょテラソへ。 これはまたゆっくり書くとして、翌日、小布施のまちを散策。 「小布施堂」のカントリーキッチン「傘風楼」で、小布施ワイナリー のスパークリングワインを飲んでいると、すずめが私のテーブ…

瀬戸内海・牛窓産の魚

瀬戸内市に来て一番の変化は食生活。鶏肉か豚肉が必ずと言っていいほど メインディッシュであったが、今は「魚」である。お造り、塩焼き、煮付け グリル、どのように料理をしても素材がいいから大変美味い。新鮮であること は何にも代え難い魅力。 アジなど…

市民のみなさんとの意見交換会

今日は、「図書館建設をすすめる会」の有志市民のみなさんと意見交換。 みなさん、図書館を念願されており、熱く胸を打たれる。 「みんなの図書館」の拙稿を読んでおられた方もいて、その原稿に 関するご質問なども。 まだ、いろいろ検討中のこともあり、軽…

瀬戸内市に転出いたしました(←滋賀県東近江市立図書館)

「逡巡亭日乗」改め「瀬戸内つうしん」で、暮らしと仕事について綴って参ろうと 思います。前回は、のべ18日間でうっちゃることに・・・。 今回は、大阪・豊中市のみなさん、滋賀県のみなさんへの近況報告もかねて、 出来るだけ「長く」続けられるよう、頑張…

「ともんけんウィークリー」に寄稿しました

6日も空いてしまった。「ともんけんウィークリー」に久しぶりに寄稿いたしました。「図書館の「意味」をめぐる個人的な雑感」 http://tomonken-weekly.seesaa.net/ などと言う訳のわからない雑文を書いてしまって、こともあろうに そのまま載せて頂きました…

図書館と観光

「みんなの図書館」への原稿がなかなか捗らない。7月初旬にあった図問研大会の鼎談を 報告がわりにまとめてつつ、自論を展開したいと思っている。 「観光」という営みのトレンドが、「着地型観光」といわれるように変わって来ている。 そのようなアプローチ…

放浪猫、「子クロちゃん」の宿替え

今日は写真を入れてみようと思い立ち、拾らわれ猫「子クロちゃん」のことを書いてみることに。 ある晩秋の夕方、マンションのエントランスでドアロックを開錠中、足元に違和感を感じ、 ふと見ると、子クロちゃんが私の足元を八の字(∞)にくるくる回りながら、…

「静岡割り」は怖い

「タマシイ塾」という任意団体による公共図書館員の研修プログラムの企画運営委員会に参加。 月曜日に静岡に一泊。翌日に会議が入らなければ休日を楽しむはずだったが・・・。 夜、飲み会で「静岡割り」を飲んだ。焼酎の緑茶割りだが、あっさりさっぱりで、…

図書館の情報提供とリアリティ

昨日、市長と図書館経営サイドとの意見交換会の席を設けて頂いた。 いろいろと情報提供事例をアピールするのだが、市長はいちいち 頷きつつも、表情はさえなかった。 ちなみに市長は図書館に非常に理解があり、自身もハードユーザー を自認する。 「情報提供…

クリエイティブ・コモンズ

連日「ブックビジネス2.0」からのコメントだ。 というぐらい、刺激的な一冊。アプローチの多様さ、また、 現状認識や将来展望の予測も、多様で、無理に整えられて いないところが、またいい。 さて、著作権の主旨と、創造的な活動のための著作物 利用という…

「教会としての物理的図書館」by橋本大也氏

『ブックビジネス2.0−ウェブ時代の新しい本の生態系』 (実業之日本社、2010年、1995円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408108537/arg-22/ の橋本大也氏のセクションに、図書館にまつわるとてもいい コメントがあった。 帰国子女だった氏は、…

事業仕分けと図書館

図書館も事業仕分けの対象とる事例を耳にする。 しかし、ここで触れるのはそのようなアプローチではなく、 仕分け作業をする「市民委員」への図書館サービスの話。 実際に見聞していないので、しっかり取材をしてから 改めて整理したいが、どうも仕分けられ…

白洲信哉さんの講演決定

開館10周年の記念事業の一貫して、かつて永源寺の六ケ畑を巡った 白洲正子の孫になる信哉さんに来ていただけることになった。 「かくれ里」の取材旅行にも同行した信哉さんから、白洲正子が どのような心持ちで永源寺を旅していたか、著された作品の裏側に …

玉砕という美名

NHKスペシャル「玉砕〜隠された真実〜」を観た。 戦況不利を隠し通せず、究極の開き直りとして 大本営から発表された玉砕という欺瞞。 報道統制、情報統制が権力によって強行された 時代の悲惨さ。 Web時代の情報透明性は、どのように確保されるのか。 自律…

ICT技術が進んだ時代の図書館とコミュニティ

i-padの普及とその波に乗る「電子出版」などの中期的な展望を見るとき、 現在図書館司書と言われている職種の人たちには(って私もだけど) ICT技術との関わりは避けて通れないですね。 アウトソースしていくのか(アンコントローラブル&コスト)、組織内分業と …

随分空いてしまいました

昨日はK学園大学の司書課程のレポート試験の採点をした。 出席日数、授業での様子、レポートと三つの評価ポイント を合わせて採点するが、なかなか毎回悩ましい。 このところ、毎週のように週休日に会議や検討委員会 のようなものに出席。休んだ気がしないで…

ジェームス・テイラー&キャロル・キング、ライブ

嫁が、キャロル・キングとジェームス・テイラーのライブDVD&CDを買って来てくれた。70年代を七歳から十七歳まで生きていた者にとって、七十年代は特別な時期てある

白洲正子生誕百年の年

「かくれ里」あるいは「近江山河抄」を読んだ滋賀人にとって、 白洲正子は特別な存在である。ワタシは大阪人だけれども。 燦々とした衆目を集める美もいいけれど、民衆の普通の 暮らしの中で、その暮らしを守る祈りの中で脈々と受け継がれ 慕われてきたモノ…

明日はマリーナ・ショーのライブです。

ビルボード・ライブでの昨年夏の大好評を受けて、 マリーナ・ショーのライブが再び登場。 明日は、係長研修後、時間休を一時間もらって、 大阪入り。翌日またまた研修が大津であるが、 ライブの余韻を楽しむため、OSホテルに一泊予定。 新梅田食道街の焼き…

今日は朝から書いてしまいます

今日は京都学園で情報サービス概説とお昼をはさんで児童サービス論。 紙芝居とブックトークの実技指導です。っていってもやって見せるだけ の話だけど。一応、理論的なことと実技留意事項もレジュメにして話した 後にやります。先週は絵本とストーリーテリン…

一日空いてしまいました。

日記は毎日書くから「日記」なのに、二日目にして挫折。 でも竹内さとる先生が仰っていました。 ものごとを長続きさせるコツとは・・・ 止まってしまった、と気付いたその日から、また始めること なんとも現実的で知恵のある心の持ちようでしょうか。 含蓄が…

いつまで続くか・・・逡巡亭日乗 始めました。

みなさま 公開を前提として大正期から昭和40年まで「断腸亭日乗」を書き続けた永井荷風にあやかって、迷いの多い人生を送っている小生の日記として「逡巡亭日乗」を始めました。 仕事のこと、趣味のこと、思索について、いろいろ書き連ねたいと思いますが、…