図書館の情報提供とリアリティ

昨日、市長と図書館経営サイドとの意見交換会の席を設けて頂いた。
いろいろと情報提供事例をアピールするのだが、市長はいちいち
頷きつつも、表情はさえなかった。
 ちなみに市長は図書館に非常に理解があり、自身もハードユーザー
を自認する。
 「情報提供の先にある、対象の到達点、というところを見届けてるかな」
という一言。
 一応、我々も単純な情報提供だけでなく、トレンドや地域の課題解決
に向けての情報提供と、当事者のネットワークをコーディネートする
ところまでを意識したコミットをしている自負があるので、そうした
アピールをしていたのだが・・・。
 到達形までを見届けて、図書館の情報サービスのリアリティー
ある、と。これは刺激的だった。
 「ムチャ振り」という思いもありつつ、そこまで、図書館に期待
しているのかと。
 同席した各館の館長代理としてのチーフの誰ひとりとして「それは
各所管課の仕事では?」という二の句を継がなかった。
 「図書館にはもっと外に出ていってほしい」と市長。
「そうか…」図書館に、リアルな産業支援とか、政策活性化のための
ステイクホルダー調整、施策パイロットを期待しているのか、と。

 ハードルが高すぎるけど。
早速翌日、あるテーマに向けて、某地域のキーパーソンに電話してみた。